■錦華鳥の巣引き日記／差し餌表

■錦華鳥の巣引き日記 2005年2月からの記録

雄親：ロンジン（写真左）
雌親：ジャスミン（写真右）

2/24　初卵1コ　カゴにつぼ巣を設置。怖がってすぐに巣には入らず。
2/25　卵2コめ。1コめ同様に餌入れへ産む。つぼ巣には少し慣れる。中を覗く。

2/27　卵3コあり。巣に入るも、集中して温めず。

3/7　本日から、卵を温めている。

3/10　ジャスミンだけが、温めている様子。

3/20　ロンジンの羽の一部がハゲている。巣材用に抜いたらしい。
3/21　巣の中でロンジンが餌を吐き戻してヒナにあげている様子。
3/22　ヒナの声が聴こえる。3羽くらいはいそう。
3/23　巣を覗いたら、卵はなかった。全部孵った様子。
3/24　ヒナの声、ますます大きくなってくる。青菜を親鳥にあげると、すごい勢いで食べる。ロンジンのハゲ部分に羽軸が生えて来る。ふたりとも頻繁に餌をあげている様子。

3/26　ヒナの声、ますます大きい。ボレーを乗せてカゴの中に手を入れると、ロンジンもジャスミンも食べに、手に乗る。

3/27　夜中（23時頃）巣上げする。（ヒナを親から離す）。

■差し餌表 2005年3月からの記録

差し餌した順に時間を記録。
室温を28度くらいにキープし、湿度も60％-70％に加湿していました。
ヒナの休んでいる環境は、おそらく30度以上はあったと思います。ヒナを育てる第一条件として、保温があると思います。
温度が低くなると、急激に体調を崩すと思われます。

日付　時間
3/28　6:30 8:00 10:00 12:00 14:00 17:00　...この後、記録漏れ
3/29　朝の記録漏れ、... 19:00 21:00 24:00
3/30　4:00 7:00 8:45 10:00 11:30 12:50 14:30 16:00 18:00 21:00 25:00
3/31　6:45 8:00 9:30 11:05 12:30 14:00 16:00 19:00 27:00
4/1 　7:15 8:40 10:10 11:50 13:30 15:00 18:00 21:00 27:00
4/2 　7:00 8:30 10:00 12:00 14:20 17:00 20:00 25:00
4/3 　7:00 8:30 10:30 12:30 15:00 17:30 21:15 27:00
...差し餌して一週間たちましたが、錦華鳥のヒナは、体重約10gです。
一番最初に産まれた仔が、生後12日です。
4/6 　6:00 9:00 12:00 15:00 18:00 21:50
4/7 　8:00 11:00 14:30 16:30 19:00
この日のメモには、「とぶーーー！」と書いてありました。もう飛ぶようになったんですね。早いです！（＾＾）
飛ぶようになってからも、餌はあげます。
4/8 　6:00 9:00 12:00 14:30 17:00 20:00
4/10　7:00 9:30 12:15 16:00 20:15
メモには、「飛びまくり！！！」と。
4/11　7:45 11:30 15:00 19:00
メモには、書いてないのですが、このあたりで、一人餌（自分で大人鳥と一緒の餌を食べる）の練習をしていたようです。
4/12　7:15 11:20 15:20 19:20
4/13　7:30 11:30 15:30 19:30
4/14　7:20 11:30 15:30
4/15　7:30 11:30 15:30 19:30
4/16　7:30 12:30 19:30
4/17　8:30 15:30 19:30
4/18　7:30 14:00 20:00
一番上と二番めの仔は、「ほとんど食べない」とメモが。
4/19　7:30 14:00 19:00
4/20　7:20 14:00 19:20
4/21　7:20 11:00 20:40
そろそろ一人で食べて欲しいナーと思いつつ、あげるとまだ食べるので、あげていました。親鳥なら、次の巣引きのために、「もう一人で食べなさい」と厳しくひとりだちさせるでしょう。以前そのような光景を見たことがあります。
この後、4/24までは、朝7：30と夕方17：30の2回、その後は、朝7：00に一度だけ、5/3まであげていました。

育っても　ちいちゃいゾ！　黒いのは、夫の頭です。（笑）

■まとめ錦華鳥の手乗り訓練、差し餌について

ハッキリ言って、とっても大変です。
この巣引き＆差し餌の記録を、ホームページに書いておこうと思い立って、実行できたのが、一年後です。（＾＾；）
ヒナを育て上げるだけで、力つきてしまったんです・・・。「なぜ、体力がいるの？」と質問されることもありますが、ものすごくちいさなヒナを、大事に育てるということは、それだけで神経を使いますし、ほんとうにヒナは、パワーのかたまりで、エネルギーを吸い取られていくようです。
けれど、そんなに大変でも、差し餌はやりがいがあって、おもしろい。けれど、体力勝負と責任重大です。
こんなに大変な思いをしても、自分で飛べるようになった錦華鳥は、仲間と遊んでしまって、あまり人間の相手をしてくれません。（さみしい...）
ベタ慣れの錦華鳥にしたいなら、一羽で飼わないとダメだろうなぁと思っています。
けれど、差し餌で育てた仔は、手を怖がらず、とってもフレンドリーな性格になると思いますので、興味があって、時間と根気とマメさと、家族の理解＆協力を得られる方なら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
錦華鳥を飼われている方、先輩方も、一度は錦華鳥の差し餌をしてみるようですよ。（＾＾）
とってもちいさくて、とってもかわいらしい錦華鳥の魅力にハマったら、大変さも苦にならなくなるみたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。